脳血管障害最前線 Time is brainの時代を迎えて
急性期脳血管障害の診断の進め方 超急性期脳虚血のMR診断 血栓溶解療法をふまえて
井田 正博
1
,
日野 圭子
,
萬 直哉
,
久保 優子
,
菅原 俊祐
,
川口 祐子
1荏原病院 放射線科
キーワード:
画像強調
,
血栓溶解療法
,
MRI
,
鑑別診断
,
脳虚血
,
脳循環
,
エコープラナーイメージング
,
MRA
,
時間因子
,
FLAIR法
,
頭部CT
,
病態生理
Keyword:
Cerebrovascular Circulation
,
Diagnosis, Differential
,
Brain Ischemia
,
Image Enhancement
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Time Factors
,
Thrombolytic Therapy
,
Echo-Planar Imaging
,
Magnetic Resonance Angiography
pp.847-854
発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008196523
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脳虚血超急性期のMR診断は、血栓溶解療法の適応決定に有用である。拡散画像で非可逆的な組織障害を検出し、FLAIR,T2*WI,MRAで主幹部および皮質枝レベルの閉塞を診断する。ミスマッチの可能性があるときは、造影灌流画像による残存循環予備能の評価を行う。MRでも脳出血超急性期の診断は可能である。
©Nankodo Co., Ltd., 2008