甲状腺疾患 診療スタンダードと新たなチャレンジ
甲状腺疾患の超音波断層検査 必須の画像検査法
宮川 めぐみ
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1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 健康管理センター健康管理室
キーワード:
甲状腺炎-亜急性
,
甲状腺炎-自己免疫性
,
甲状腺疾患
,
Graves病
,
甲状腺腫-結節性
,
甲状腺腫瘍
,
超音波診断
,
乳頭状癌
,
リンパ腫-B細胞性
,
リンパ腫-びまん性大細胞型B細胞性
,
髄様癌
,
リンパ腫-辺縁帯B細胞性
,
未分化癌
,
橋本病
,
甲状腺炎-無痛性
Keyword:
Carcinoma
,
Carcinoma, Papillary
,
Goiter, Nodular
,
Graves Disease
,
Thyroid Diseases
,
Thyroid Neoplasms
,
Thyroiditis, Autoimmune
,
Thyroiditis, Subacute
,
Ultrasonography
,
Lymphoma, B-Cell
,
Lymphoma, Large B-Cell, Diffuse
,
Carcinoma, Medullary
,
Lymphoma, B-Cell, Marginal Zone
,
Hashimoto Disease
pp.827-833
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008056069
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日常診療の中で、触診でびまん性の甲状腺腫を認めたり結節性病変を認めた場合、甲状腺機能検査とともに、まず超音波検査を施行することで、ほとんどの疾患が診断可能となってきた。超音波検査は、Bモード以外の各種モダリティ(カラードプラ、パルスドプラ、エラストグラフィー、3D表示など)を用いることで、より詳細な情報が得られるようになった。ここでは、種々の甲状腺疾患における特徴的超音波所見と、その画像を一部呈示する。
©Nankodo Co., Ltd., 2007