メタボリックシンドローム どう診断し、どう対処するか
メタボリックシンドロームの管理の実際 喫煙
山下 静也
1
1大阪大学医学部附属病院 循環器内科
キーワード:
カウンセリング
,
喫煙
,
行動療法
,
動機付け
,
動脈硬化症
,
タバコ依存
,
メタボリックシンドローム
Keyword:
Behavior Therapy
,
Arteriosclerosis
,
Counseling
,
Motivation
,
Smoking
,
Tobacco Use Disorder
,
Metabolic Syndrome
pp.50-53
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007160117
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喫煙は癌、肺疾患、消化器疾患などと強く関連するだけではなく、冠動脈疾患・脳血管疾患、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患の独立した強い危険因子でもある。メタボリックシンドロームでは動脈硬化易発症性が強いので、禁煙は重要である。禁煙のための補助療法としてニコチンガム、ニコチンパッチは有効である。禁煙によって、冠動脈疾患の発症リスクは減少する。
©Nankodo Co., Ltd., 2007