発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006268924
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サイアザイト系利尿薬,ループ利尿薬,アルドステロン拮抗薬,心房性ナトリウム利尿ペプチド(atrial natriuretic peptide:ANP)の特徴.浮腫を伴う患者の利尿薬治療.腎不全:尿細管管腔に分泌される利尿薬が低下してしまうため利尿薬を増量して投与することが必要である.ネフローゼ症候群:利尿薬の使用が血管内脱水を招いて,腎機能を悪化させたり,血栓症を誘発することのないよう注意が必要である.肝硬変:第一選択はspironolactoneである.脱水,電解質異常の出現等に注意する必要がある.うっ血性心不全:急性心不全に関してはANPの有用性が広く報告されており,中心的治療薬として使用されている
©Nankodo Co., Ltd., 2006