発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006268923
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高カロリー輸液を行っている場合はカルシウム(Ca),リン(P)の血中濃度に注意し,その投与量を調節すべきである.低Ca血症の補正の際,血中Mg濃度,ジギタリス製剤投与の有無に注意すべきである.悪性腫瘍が原因の高Ca血症ではビスホスホネート製剤が用いられるが,腎機能低下症例では,その投与基準や安全性ははっきりとはわかっていない.低P血症の補正の際,高Ca血症の有無に注意すべきである.腎機能低下例ではマグネシウム(Mg)は蓄積するため,投与量には十分注意する必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2006