発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006127518
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2型糖尿病の発症機序は一例一例で異なる.しかし,この状況を放置すると,インスリン分泌量は刻々と低下し,かつインスリンの働きは悪化する.せっかく早期に発見された患者に対し,緻密な治療を施す目的は,糖尿病の状況の悪化を防ぐことと,この時期に進展する可能性のある動脈硬化症を阻止することにある.具体的には軽度の食後高血糖を抑制すべきであり,われわれはその手段を多くもちあわせていることを強調したい
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