発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006094792
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気管支喘息の主たる病態は慢性の炎症であり,軽症・重症に限らず,また成人でも小児でも気道の炎症所見が認められる.吸入ステロイド薬は,その優れた抗炎症効果から,現在の気管支喘息治療の第一選択薬に位置付けられている.吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症治療の早期介入により,常に気道炎症の制圧とリモデリングの回避を意識した治療を行い,喘息自体の難治・重症化を予防することが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006