非専門医にもできる! リウマチ・膠原病診断 日常診療で膠原病を疑う症候
腎病変
葉末 亮
1
,
藤田 芳郎
1労働者健康安全機構中部労災病院 リウマチ膠原病内科
キーワード:
Creatinine
,
検尿
,
エリテマトーデス-全身性
,
試薬用ストリップ
,
腎臓疾患
,
鑑別診断
,
急性腎障害
,
生検
,
タンパク尿
,
腎炎-ループス
,
尿沈渣
,
血管炎-抗好中球細胞質抗体関連
,
腎出血
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Creatinine
,
Kidney Diseases
,
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Lupus Nephritis
,
Proteinuria
,
Reagent Strips
,
Urinalysis
,
Anti-Neutrophil Cytoplasmic Antibody-Associated Vasculitis
,
Acute Kidney Injury
pp.219-223
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017162610
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尿検査は,スクリーニングとして試験紙法,その後鏡検法・尿生化学検査を施行し,軽微な腎障害の発見に努める.Crが上昇しているときは腎障害がある程度進行しているものと考え,早期に治療介入できるように検査を進める.ループス腎炎・ANCA関連血管炎は腎病変をきたしやすい代表的疾患であるが,現在の病理分類・治療については不十分な点も多く,今後の改善が期待される.
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