発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2004016052
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症例1は36歳女で,37.2℃の発熱と下痢を主訴とした.軽度の小球性低色素性貧血(Hb10.6g/dl)と白血球減少(WBC2530/μl)を認め,ヒトパルボウイルスB19(PVB19)の抗体価はIgG,IgM共に高値を示した.症例2は43歳女で,38.7℃の発熱と咽頭痛を主訴とした.小球性低色素性貧血(Hb7.9g/dl)と白血球減少(WBC1900/μl)を認め,PVB19の抗体価はIgMのみ高値を示した.2例とも無治療で症状の改善をみた
©Nankodo Co., Ltd., 2003