発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2003151743
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19歳男.呼吸困難が出現し改善しないため,受診した.低酸素血症を呈し,胸部単純X線像上両肺野び漫性陰影が認められたため,精査加療目的で入院となった.入院の1週間ほど前から喫煙を始め,1日10本程度喫煙していた.経過,検査成績より,発症1週間前に開始した喫煙による急性好酸球性肺炎が疑われた.診断確定のため,経気管支的肺生検を施行し,急性好酸球性肺炎と診断した.methylprednisoloneを経口投与した後,prednisoloneを投与して漸減した.その後,ステロイドを中止しても増悪・再発を認めず,退院した
©Nankodo Co., Ltd., 2003