発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008330954
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前立腺癌は骨転移しやすく、脊椎に転移することもしばしばみられる。その中でも麻痺が出現した場合には、その程度や進行具合によっては緊急手術の適応を含めた治療方針の決定に難渋することがある。今回われわれは、麻痺を伴った前立腺癌転移性脊椎腫瘍に対しホルモン療法を併用することで、MRI上転移巣の縮小ならびに消失を認め、臨床症状も著明に改善した2例を経験したので報告する。
©Nankodo Co., Ltd., 2008