発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007085036
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1992~2001年のハンドボール全日本男子選手54名(平均年齢26.4歳)を対象として身体的特性と外傷・障害の関係について検討した。外傷・障害の既往はそれぞれ84件、140件であった。腰椎疾患(34例)、ジャンパー膝(24例)など慢性障害を有する群では体重および体格指数(BMI)が有意に高かった。また、C1以上の重症度を有する40例ではBMIが有意に高かった。ハンドボール外傷・障害の予防には身体的バランスの獲得が重要であると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007