発行日 2003年9月1日
Published Date 2003/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004020896
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投球障害肩におけるinternal impingementの診断と手術治療成績を検討した.徒手復帰検査ではmodified crank testの陽性率が高く,画像診断では外転外旋位MRAが有用であった.術後復帰率は89%で,復帰率の平均スポーツスコアは疼痛19.4点,選手としての能力31.3点,総合73.5点であった.確定診断は,関節鏡視で外転外旋位での後上方関節唇と腱板関節包側断裂部の衝突を確認する必要があると思われた.治療は損傷関節唇と腱板のデブリドマンに加え,潜在性不安定性に対する処置を要する症例があった
©Nankodo Co., Ltd., 2003