発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003165691
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8歳男児.生下時から右手内反変形と母指対立障害を認め3歳時にHueber-Littler法による母指対立再建およびcentralization法による内反変形矯正を行った.その後,著しく内反変形が進行した.内反変形再発の原因は手関節における軟部組織の拘縮および橈骨の部分欠損によるものと考えてIlizarov法による手関節部の軟部組織延長および橈骨の仮骨延長を施行した.創外固定器抜去術後に仮骨内骨折を生じた為,内反変形の再発を認めたが30°の内反矯正が得られた
©Nankodo Co., Ltd., 2003