便失禁の治療-診療ガイドラインの解説を含めて
便失禁の治療 手術療法
勝野 秀稔
1
,
前田 耕太郎
,
小出 欣和
1藤田保健衛生大学 下部消化管外科
キーワード:
組織移植
,
肛門部
,
肛門疾患
,
人工肛門造設術
,
便失禁
,
縫合法
,
腸洗浄
,
薄筋
Keyword:
Gracilis Muscle
,
Anal Canal
,
Anus Diseases
,
Fecal Incontinence
,
Suture Techniques
,
Tissue Transplantation
pp.238-241
発行日 2017年3月1日
Published Date 2017/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017135884
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便失禁に対する手術療法は保存的治療の無効な症例に対して,侵襲の少ない術式から順に施行されるべきである.そのためには,各治療法に関して十分に周知する必要がある.本稿では現時点で本邦において施行可能な外科療法について,手術の概要,特徴および合併症などを中心に述べる.
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