若手外科医必読 ヘルニア手術の最前線 鼠径部ヘルニア
再発鼠径部ヘルニアの手術 hybrid法を中心に
嶋田 元
1
,
柵瀬 信太郎
1聖路加国際病院 ヘルニアセンター
キーワード:
虚血
,
外科用メッシュ
,
精巣炎
,
再発
,
術後合併症
,
術前診断
,
鼠径ヘルニア
,
大腿神経
,
腹腔鏡法
,
ヘルニア縫合術
Keyword:
Femoral Nerve
,
Hernia, Inguinal
,
Ischemia
,
Orchitis
,
Laparoscopy
,
Postoperative Complications
,
Surgical Mesh
,
Recurrence
,
Herniorrhaphy
pp.1004-1008
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015377927
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再発鼠径部ヘルニアの手術は,正常な解剖構造が破壊されていることもまれでなく,初発鼠径部ヘルニア手術と同様の手技で行うことがむずかしいことが多い.このため初回手術よりも難易度は高く,再発や合併症のリスクも高い.本稿では,再発鼠径部ヘルニアに対する治療戦略ならびに腹膜前腔剥離を伴う前方切開メッシュ法後の再発に対するヘルニア修復術の手技上のポイントについて解説する.
©Nankodo Co., Ltd., 2015