必見!アッペのすべて-疫学・診断から単孔式内視鏡手術まで
虫垂炎の診断 病理・画像診断
下國 達志
1
,
高橋 典彦
,
皆川 のぞみ
,
本間 重紀
,
崎浜 秀康
,
西田 睦
,
武冨 紹信
1北海道大学
キーワード:
超音波診断
,
虫垂炎
,
組織診
,
腹部CT
Keyword:
Appendicitis
,
Ultrasonography
pp.576-584
発行日 2013年6月1日
Published Date 2013/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013213759
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急性虫垂炎の画像診断として,腹部超音波検査とCT検査が汎用されている.超音波検査は非侵襲的で簡便でありながら,虫垂炎の各病期を反映した虫垂壁の詳細な層構造を描出することができる.一方,CT検査は回盲部を中心とした腹腔内全体の状況を,客観的かつ広範囲に描出することができる.それぞれの検査の利点・問題点を把握しつつこれらを最大限に活用し,個々の症例に最適の治療を選択することが肝要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013