手術助手にはこうしてほしい
肝胆膵領域 肝左葉切除術
池本 哲也
1
,
島田 光生
,
宇都宮 徹
,
居村 暁
,
森根 裕二
,
森 大樹
,
花岡 潤
,
金本 真美
,
三宅 秀則
1徳島大学 外科
キーワード:
開腹術
,
肝切除
,
腹腔鏡法
,
Glisson鞘
Keyword:
Hepatectomy
,
Laparotomy
,
Laparoscopy
pp.6-11
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012100115
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外科手術において、第一助手は術者の前段階として、時には術者の指導的助手としてきわめて重要なパートを占める。術者と同等に疾患・解剖および患者についての知識をもたねばならないこと、的確に視野を展開し術者に術野を示すことのみならず、時には手術全体のテンポのコントロールも要求されることがある。本稿ではその役割を、(1)視野の確保、(2)場の確保、(3)肝離断の際の視点から、われわれのめざす迅速かつ安全で定形的な肝左葉切除の手順を追って概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2012