最新 血管疾患の診断・治療
治療 静脈血栓塞栓症予防ガイドライン
緑川 博文
1
,
菅野 恵
,
石川 和徳
,
田茂 和歌子
1脳神経疾患研究所附属総合南東北病院 心臓循環器センター
キーワード:
予防医学
,
リスク
,
診療ガイドライン
,
静脈血栓症
Keyword:
Risk
,
Preventive Medicine
,
Practice Guidelines as Topic
,
Venous Thrombosis
pp.1298-1302
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007028375
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現在まで、循環器内科医や心臓血管外科医が中心となり、施設ごとに静脈血栓塞栓症の予防が行われてきた。しかし、近年肺梗塞の増加に伴い、深部静脈血栓塞栓症予防の重要性が高まってきた。そこで本邦でも、その関連学会を中心に、静脈血栓塞栓症に対する予防および治療のガイドラインが作成され、多くの施設で臨床応用されるようになってきた。今回、そのガイドラインの目的、有効性および現時点における問題点などを報告する。
©Nankodo Co., Ltd., 2006