最新 血管疾患の診断・治療
治療 日帰りを可能にする最新下肢静脈瘤低侵襲治療
松本 康久
1
,
小田 勝志
,
川田 通広
,
岡崎 泰長
,
笹栗 志朗
1まつもとデイクリニック
キーワード:
レーザー
,
下肢
,
局所麻酔
,
静脈瘤
,
超音波診断
,
伏在静脈
Keyword:
Anesthesia, Conduction
,
Lasers
,
Saphenous Vein
,
Ultrasonography
,
Varicose Veins
,
Lower Extremity
pp.1291-1297
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007028374
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伏在型の下肢静脈瘤における治療は、1990年代後半の伏在静脈閉塞治療の臨床導入により「切らずに治す」時代が訪れた。その一つである血管内レーザー治療は、エコーガイド下TLA(tumescent local anesthesia)麻酔法で行われ、日帰りが可能である。また、この麻酔法を応用した局麻下ストリッピング術も可能となり、施設の体制が十分整えば、入院を必要としない安全な日帰り治療として確立しえるものであると思われる。
©Nankodo Co., Ltd., 2006