発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004309290
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潰瘍性大腸炎の診断の手順と治療についてそれぞれ診断基準および治療指針を中心に概説した.診断は下血・粘血便などの症状があり,特徴的な画像と組織学的所見が得られ,除外するべき疾患が除外できれば本症と診断できる.内科療法は主にサリチル酸製剤とステロイドが用いられ,重症度,罹患範囲によって投与法が選択される.また,難治例あるいはステロイド抵抗性の症例に対する新しい治療法として免疫抑制薬や血球成分除去療法がある
©Nankodo Co., Ltd., 2004