発行日 2002年5月1日
Published Date 2002/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002241116
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肝離断面の広範囲の出血に対してアルゴンビームコアギュレーターが広く用いられてきたが,このアルゴンプラズマによる凝固モードに切開モードを加えた次世代の高周波電気メスが開発された.この電気メスを用いた肝離断では,電気伝導のよいアルゴンプラズマの存在により,効果的に凝固しながら切開ができる特徴がある.静脈主幹やグリソン鞘近くには未だ課題があるが,肝離断の有用な方法の一つと考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002