発行日 2002年5月1日
Published Date 2002/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002241113
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安全な肝実質切離は,目的としている切離面を確実に捉え,切離面に現れるグリソン鞘枝・肝静脈等の重要な構築物がなんであるかを確認できることによりはじめて達成される.そして,CUSAと水流滴下式バイポーラによる肝離断は,各ステップにおいて切離している構造物を常に無血野に直視下で確認しながら手術をすすめることができるところに特徴がある.この2つの器械を効率よく使用するためのコツを著者等のこれ迄の経験をもとに解説した
©Nankodo Co., Ltd., 2002