特集 エキスパートの診断過程を学ぶ中枢神経系の画像診断
病態のシミュレーションを行って精度を上げる
明石 敏昭
1
1東北大学病院 放射線診断科
キーワード:
多発血管炎性肉芽腫症
,
病的狭窄
,
MRI
,
視神経脊髄炎
,
鑑別診断
,
頭頂葉
,
透明中隔
,
肥大
,
MELAS症候群
,
大脳梗塞
,
Alexander病
,
上矢状静脈洞
,
脊髄硬膜炎-肥厚性
,
頭部CT
Keyword:
Cerebral Infarction
,
Constriction, Pathologic
,
Diagnosis, Differential
,
Hypertrophy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neuromyelitis Optica
,
Parietal Lobe
,
Septum Pellucidum
,
Granulomatosis with Polyangiitis
,
MELAS Syndrome
,
Alexander Disease
,
Superior Sagittal Sinus
pp.504-515
発行日 2016年4月25日
Published Date 2016/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2016241365
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画像診断において我々が求められる診断とは患者の病態であり,答えは基本的に1つである.しかし,それを導き出す過程は診断医によってそれぞれ異なっており,共通の理解が得られないこともある.その原因として,基礎にある知識に加え,経験や画像のとらえ方のセンスが大きく影響しているためといえよう.それをいかに診断に反映させているのかを,具体的な症例を提示しつつ,私見を述べる.
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