特集 ステップアップのための骨軟部画像診断-Q&Aアプローチ-
(第9章)その他の疾患 絞扼性末梢神経障害のMRI診断のポイントを教えてください
上谷 雅孝
1
1長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科放射線診断治療学
キーワード:
画像強調
,
筋疾患
,
MRI
,
浮腫
,
末梢神経圧迫症候群
,
STIR法(MRI)
,
横緩和時間
Keyword:
Edema
,
Image Enhancement
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Nerve Compression Syndromes
,
Muscular Diseases
pp.s234-s237
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015398890
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1. 絞扼神経の評価と絞扼の原因を診断するには,撮像範囲を目的部位に絞って解像度の高い画像を得る必要がある.
2. 急性期~亜急性期の脱神経筋はいわゆる浮腫性変化として認められ,STIR像または脂肪抑制併用T2強調像が有用である.
3. 脱神経筋の分布を把握することで,神経絞扼の部位を推測することができる.
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