ここが知りたい!
画像診断2016 年11 月号特集「脳腫瘍WHO2016 ─ 読影のための実践講座─」
阿部 香代子
1
,
高橋 洋人
2
1東京女子医科大学画像診断学・核医学講座
2大阪大学大学院医学系研究科放射線医学講座
pp.466-469
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZJ.0000003113
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
画像上,2次性膠芽腫(secondaryGBM)と思われる症例がisocitratedehydrogenase(IDH)野生型であることを日常臨床で時に経験します.実際はIDH野生型の2次性膠芽腫やIDH変異のある1次性膠芽腫(primary GBM)というのは,どの程度存在するものなのでしょうか?
本誌2016年11月号p.1319の図6(本号では図1)の解説文の最後はテモゾロミドによる治療効果ではなく,ベバシズマブのVEGF抑制による治療効果なのではないでしょうか?
本誌2016 年11 月号p.1319-1320の図(本号では図1,2)の解説で,放射線治療+テモゾロミドによるpseudoprogressionと書かれていますが,これと放射線脳壊死との違いがよくわかりませんでした.結局これは放射線脳壊死をみていたということなのでしょうか?
Copyright © 2017, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.