特集 “現場的”外傷画像診断とIVR ~命を救うRadiologyのチカラ
2章 外傷画像検査のエッセンスと未来 3 外傷のパンスキャンのプロトコール
田中 善啓
1
1国立病院機構水戸医療センター 診療放射線科
キーワード:
speed protocol
,
dose protocol
,
時間固定法
,
ボーラストラッキング法
,
JETEC
Keyword:
speed protocol
,
dose protocol
,
時間固定法
,
ボーラストラッキング法
,
JETEC
pp.S51-S56
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005358
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• 外傷全身CTのプロトコールは,患者の状態や症状に合わせて適切に選択されるべきである.
• 状態が安定していない場合や患者が協力できない場合は,造影タイミングや撮影時間などを考慮した計画を立てる.
• CT室滞在時間を短くするため,各施設環境に応じた診療放射線技師や診療にかかわる多職種のトレーニングが必要となる.
• 放射線被ばくを最小限に抑えるために,適切な撮影条件や画像再構成(逐次近似再構成の利用)を選択し,無駄な撮影を避けるように心がける.
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