特集 押さえておきたい脊椎・脊髄疾患の画像診断 Case-based review
4.脊髄の腫瘍 5.強い造影効果を有する偏心性髄内病変
中條 正典
1
,
上村 清央
1
,
長谷川 知仁
1
,
中野 翼
1
,
吉浦 敬
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科放射線診断治療学分野
キーワード:
血管芽腫
Keyword:
血管芽腫
pp.750-751
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002852
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本症例(図5)は,偏心性の均一な強い造影効果を有する髄内病変で,脊髄空洞症(hydromyelia,syrin go myelia)を伴うのが特徴的な画像所見である.本症例のように,脊髄・小脳に病変が多発する場合,von Hippel-Lindau(VHL)病の既往歴・家族歴を考慮する.
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