特集 CT 再入門― 新技術で何がわかる？―
3. 面検出器CTの活用 5 小児の心奇形
前田 恵理子
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1東京大学医学部附属病院放射線科
キーワード：
造影プロトコール
Keyword:
造影プロトコール
pp.944-945
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002397
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乳児の心臓は5cm程度と小さく，心拍数は150回/分程度と非常に高い．先天性心疾患の児は，この先の長い人生の中でカテーテル検査やIVRなど高被ばくな手技を繰り返し受ける機会が多く，IVRの適応拡大に伴って胸部の累積線量の上昇が避けられないケースが多い．そのような中，CTは機器の進歩に伴い生涯被ばく線量と発癌確率の低減に寄与できる，貴重な検査である．
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