特集 側頭骨領域の画像診断−minimum requirement−
聴神経腫瘍
森 墾
1
1東京大学大学院医学系研究科生体物理医学専攻放射線医学講座放射線診断学分野
キーワード:
聴神経腫瘍
,
定常状態画像
,
矢状断像
,
蝸牛窩
Keyword:
聴神経腫瘍
,
定常状態画像
,
矢状断像
,
蝸牛窩
pp.787-794
発行日 2017年8月25日
Published Date 2017/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000005
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聴覚障害や顔面神経障害の画像診断は腫瘍の除外のために行い,聴神経腫瘍の存在診断や経過観察を目的とする場合には,造影剤投与は必須ではない.画像評価として,内耳道底の蝸牛窩への進展や,腫瘍内外の嚢胞の有無が機能予後や増大予測に役立つ.聴神経腫瘍の治療方針では,保守的な経過観察を選択することが多い.
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