特集 Evidence Update 2026
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4 スペシャリストが推す必見論文!その見解と考察
-17|集中治療RCT 5 選
永山 智久
1
,
林 淑朗
1
1亀田総合病院 集中治療科
pp.236-242
発行日 2026年1月5日
Published Date 2026/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026020020
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Key Points
・65歳以上の敗血症性ショック患者では,平均動脈圧(MAP)の目標を80~85mmHgに設定した高目標群は,65~70mmHgの通常管理群と比較して,90日死亡率が高かった.
・18歳以上の人工呼吸器患者では,SpO2目標を90%とした控えめな酸素療法は,通常管理と比較して,90日死亡率に差はなかった.
・入院患者全般では,乳酸リンゲル液使用は,生理食塩液と比較して,90日以内の死亡または再入院の複合転帰に差がなかった.
・ICUで経腸栄養を受けている16歳以上の患者では,高タンパク経腸栄養剤(タンパク100g/L)の使用は,通常タンパク栄養剤(同:63g/L)と比較して,90日時点での生存かつ退院している日数に差がなかった.
・予定手術後に抜管された覚醒不十分な状態にある成人患者では,側臥位管理は水平仰臥位管理と比較して,低酸素血症の発生率が低かった.

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