第1特集 小児のワクチン虎の巻
総論
─小児のワクチンの基礎知識─
接種間隔と同時接種
岡田 唯男
1
1鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山
pp.1394-1399
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2025110003
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Point
― 接種推奨可能年齢に達したらすみやかに標準スケジュール通りに接種を完了する.
― 遅れている場合・考慮すべき事情がある場合は,短縮(accelerated)スケジュールでの接種計画を検討する.
― 注射生ワクチン同士の場合のみ27日以上の間隔をあける.
― 異なるワクチンの同時接種はメリットが多く,デメリットはほぼない.医師として,常に「必要と認める」.
― 免疫グロブリン(およびその他の抗体含有製品)と生ワクチンは干渉が起こるので,個別にルールを確認する.

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