特集 薬剤師の情報福袋 新薬,診療GL,etc詰め合わせ
Pick Up! 注目の診療ガイドライン④ 原発性局所多汗症診療ガイドライン2023で広がる治療の選択肢 ─抗コリン外用剤を中心として─
藤本 智子
1
1池袋西口ふくろう皮膚科クリニック
pp.41-45
発行日 2025年1月5日
Published Date 2025/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2025010010
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Key Points
多汗症診療は一般的に受け入れられるようになり,腋窩と手掌多汗症に対して保険適用の抗コリン外用剤が加わったことで,第一選択肢として広く処方が可能となった.
それぞれの薬剤の剤形には特徴があり,それを踏まえた服薬指導が望まれる.
治療を成功に導くポイントは継続率にある.約1ヵ月程度の連日外用にて評価を行う.
一人の患者に複数の多汗部位が併存し,抗コリン外用剤が併用されることも少なくない.副作用についての指導も重要である.
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