特集 不妊とくすりの現在 ここが変わった!治療法・治療薬から保険制度まで
不妊の薬物治療の基礎知識 妊孕性・性機能に影響を及ぼすリスクのある医薬品
古井 辰郎
1
,
小池 大我
,
竹中 基記
1岐阜大学医学部附属病院 成育医療センター
キーワード:
降圧剤
,
精巣疾患
,
抗腫瘍剤
,
向精神剤
,
高プロラクチン血症
,
生殖能力
,
消化性潰瘍治療剤
,
制吐剤
,
凍結保存
,
不妊症
,
無排卵
,
卵巣疾患
,
採卵
,
精子採取
,
妊孕性温存
Keyword:
Anti-Ulcer Agents
,
Antineoplastic Agents
,
Cryopreservation
,
Hyperprolactinemia
,
Testicular Diseases
,
Infertility
,
Fertility
,
Psychotropic Drugs
,
Ovarian Diseases
,
Antihypertensive Agents
,
Anovulation
,
Antiemetics
,
Oocyte Retrieval
,
Fertility Preservation
,
Sperm Retrieval
pp.2498-2505
発行日 2022年9月5日
Published Date 2022/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022302074
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<Key Points>●降圧薬、向精神薬、制吐薬や抗潰瘍薬には、高プロラクチン血症性排卵障害の原因となるものがある。●抗悪性腫瘍薬には造精機能障害や原始卵胞数の減少の原因となり、難治性不妊の原因となるものがある。●がんなどの患者の妊孕性温存療法(精子や卵子の凍結保存、治療後の生殖医療)に対し、国の公的助成制度がある。
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