発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006127529
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自己注射指導を開始する場合,はじめに患者の理解力や身体機能で障害がないかどうか,そして機器類への順応性などを評価することが大切である.プレフィルド型は,インスリンカートリッジの組み立てが不要なので,カートリッジ使用型に比べてきわめて簡単である.注入器説明所要時間をみても,プレフィルド型での指導所要時間が非常に短く,患者も簡単に覚えることができる.したがって,外来で短時間に確実なインスリン導入を行うにはプレフィルド型が適している.総合的に判断して,第一選択の注入器としては組み立て操作の不要なプレフィルド型のフレックスペンやヒューマカートキットがよい.これで不可能な場合は,イノレットを試みる
©Nankodo Co., Ltd., 2006