特集 Evidence Update 2020 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 統合失調症治療薬
桑原 秀徳
1
,
阪岡 倫行
1瀬野川病院 薬剤課
キーワード:
Clozapine
,
抗精神病剤
,
基底核疾患
,
再発
,
統合失調症
,
体重増加
,
多剤併用療法
,
経皮投与
,
医療中断患者
,
再入院
,
Aripiprazole
,
Blonanserin
,
服薬管理
,
Brexpiprazole
Keyword:
Basal Ganglia Diseases
,
Weight Gain
,
Drug Therapy, Combination
,
Aripiprazole
,
Clozapine
,
Patient Readmission
,
Patient Dropouts
,
Schizophrenia
,
Antipsychotic Agents
,
Administration, Cutaneous
,
Recurrence
,
Medication Therapy Management
,
Brexpiprazole
,
Blonanserin
pp.82-87
発行日 2020年1月5日
Published Date 2020/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020106295
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<Key Points>◎2019年に報告されたシステマティックレビューによっても抗精神病薬が治療の主軸となることが裏づけられた。◎既存の薬剤間で有効性については優劣の差はほとんどないが、各種副作用の発現リスクの違いが使い分けのヒントになる。◎寛解後の初発エピソード精神病の治療中断による再燃リスクに関する最新のシステマティックレビューが報告された。◎ブロナンセリンの経皮吸収型製剤の有効性が報告された。◎特定の組み合わせではあるが、抗精神病薬併用により再入院リスク低下を示唆する報告がある。
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