特集 Evidence Update 2020 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート! 高尿酸血症治療薬
三星 知
1
1下越病院 薬剤課
キーワード:
Allopurinol
,
Benzbromarone
,
腫瘍崩壊症候群
,
危険因子
,
心臓血管疾患
,
痛風
,
診療ガイドライン
,
高尿酸血症
,
肥満症
,
肥満手術
,
Febuxostat
Keyword:
Benzbromarone
,
Cardiovascular Diseases
,
Tumor Lysis Syndrome
,
Obesity, Morbid
,
Febuxostat
,
Gout
,
Practice Guidelines as Topic
,
Risk Factors
,
Allopurinol
,
Hyperuricemia
,
Bariatric Surgery
pp.74-77
発行日 2020年1月5日
Published Date 2020/1/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020106293
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<Key Points>◎痛風患者は世界的に増加している。◎いくつかの大規模な後ろ向きコホート試験で、フェブキソスタットにおける心血管イベントはアロプリノールと比較して増加しないことが示唆された。◎しかし、現時点ではCARES試験のような前向きの大規模試験結果はないため、フェブキソスタットによる心血管リスク増加の懸念は続いている。◎血清尿酸値の上昇は腎障害リスクに関連しているが、尿酸低下治療が腎機能障害を予防するかについては、議論が分かれている。
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