いま知っておきたい! 内科最新トピックス (第10章)代謝･栄養
痛風予防だけではない!高尿酸血症の治療
大野 岩男
1
1東京慈恵会医科大学 総合診療内科
キーワード：
Allopurinol
,
関節炎-痛風性
,
心臓血管疾患
,
痛風
,
Uric Acid
,
診療ガイドライン
,
Angiotensin II Type 1 Receptor Blockers
,
高尿酸血症
,
慢性腎臓病
,
Febuxostat
,
病態生理
Keyword:
Febuxostat
,
Allopurinol
,
Cardiovascular Diseases
,
Gout
,
Uric Acid
,
Arthritis, Gouty
,
Practice Guidelines as Topic
,
Hyperuricemia
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Angiotensin II Type 1 Receptor Blockers
pp.1203-1206
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016044867
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高尿酸血症はCKD･CVDのリスクであると考えられてきている.高尿酸血症による高血圧･腎機能の悪化はRA系の亢進を介している.高尿酸血症はメタボリックシンドローム,CKD,CVDの発症とも関連している.その関連機序として,高尿酸血症による内皮細胞障害,炎症,酸化ストレス,RA系亢進などからくる動脈硬化が重要である.
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