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特別寄稿
思春期の性の諸問題と性教育のあり方
Sexual issues at puberty and sexual education
齋藤 益子
1,2
Masuko SAITO
1,2
1日本母子看護学会
2東邦大学医学部看護学科
pp.1-6
発行日 2009年10月1日
Published Date 2009/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7011200008
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はじめに
筆者は平成4年から小学校・高校での性教育に従事し、平成12年から大田区を中心に中学校での性に関する健康教育を行ってきた。そして平成18年度から東京都教員研修センターの事業として卒後10年以上の小・中・高校の教員を対象にした研修「健康教育Ⅱ」の企画・運営を担当し、日本思春期学会において「性教育のあり方検討委員会」の委員長を務め、性教育の推進とそのあり方について検討してきた。思春期は子どもから大人への移行期であるが、様々な問題に遭遇する時期でもある。今回、これらの検討の過程から考えた今日の思春期の性の諸問題と性教育のあり方について述べてみたい。
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