Japanese
English
資料
経口摂取が困難になった高齢者の栄養経路変更(胃瘻造設)における支援の現状と課題
Current Situation and Challenges in Supporting Elderly Patients with Oral Intake Difficulties in Changing Nutritional Routes (Gastrostomy)
伊勢木 祐紀子
1
,
山田 千春
2
Yukiko ISEKI
1
,
Chiharu YAMADA
2
1兵庫医科大学ささやま医療センター
2兵庫医科大学看護学部
1Hyogo College of Medicine Sasayama Medical Center
2Hyogo Medical University School of Nursing
キーワード:
胃瘻造設
,
高齢患者
,
家族支援
,
意思決定支援
,
医療・介護チーム
,
gastrostomy
,
elderly patients
,
amily support
,
decision support
,
medical and nursing team
Keyword:
胃瘻造設
,
高齢患者
,
家族支援
,
意思決定支援
,
医療・介護チーム
,
gastrostomy
,
elderly patients
,
amily support
,
decision support
,
medical and nursing team
pp.31-40
発行日 2023年6月30日
Published Date 2023/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200345
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
要 旨
【目的】胃瘻造設を受ける高齢患者とその家族に対する看護師の支援と今後の課題を明らかにする。
【方法】胃瘻造設を受ける高齢患者とその家族に関わった経験のある看護師8名に対して、実際に行った具体的支援や課題について半構造化面接を実施し、分析を行った。
【結果】看護師が胃瘻造設を受ける高齢患者とその家族へ行っている支援としては7カテゴリ、24サブカテゴリが、今後の課題としては4カテゴリ、13サブカテゴリが抽出された。
【考察/結論】胃瘻造設を受ける高齢患者とその家族が望む治療選択を実現できるためには、地域での生活状況を知っているかかりつけ医やケアマネジャーなどの協力を得ながら、医学的なことだけでなく、患者の価値観やQOL、患者を取り巻く周囲の状況を統合し、患者とその家族や医療・介護チームが最善のゴールに向かうことができるように繰り返し話し合うことが重要である。
Copyright © 2023, Japan Society of Nursing and Health Care All rights reserved.