■特集 作業療法の倫理を問う
臨床場面—身体障害領域を中心に
浅井 憲義
1
1北里大学医療衛生学部
pp.214-216
発行日 2002年6月15日
Published Date 2002/6/15
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はじめに
患者の疾病や症状の改善には作業療法士の技術だけでなく,患者や他職種との信頼関係に基づいた治療を行うことで効果をあげることができる.治療は患者と治療者の関わりの中で行われるものであり,社会的規範を踏まえて治療が進められていることを忘れてはならない.
ここでは,身体障害領域で作業療法を開始してから終了するまでの過程で,作業療法士が心掛けなければならない患者,家族,他職種への配慮について事例を加えて説明する.
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