Japanese
English
◆研究と報告
RAのMP関節尺側偏位防止に対する動的装具の試作
A Trial Dynamic Splint for Preventing Ulnan Deviation
福田 恵美子
1
,
橋本 英好
1
,
堀江 真由美
1
,
黒渕 永寿
2
,
菊地 教江
3
Emiko Fukuda
1
,
Hideyoshi Hashimoto
1
,
Mayumi Horie
1
,
Eiju Kurobuchi
2
,
Norie Kikuchi
3
1自治医科大学附属病院
2羽生病院
3結城第二病院
1Jichi Medical School Hospital
2Hanyu Hospital
3Yuki Second Hospital
キーワード:
RA
,
尺側偏位防止
,
装具
Keyword:
RA
,
尺側偏位防止
,
装具
pp.54-56
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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要旨:RAの尺側偏位防止装具は,種々試みられているが,日常において,装着したままで動作のできるものは少ないのではないかと思う.今回筆者等は,患者の強いニードにより試作を重ね,患者側から満足との回答が得られた試作の動的装具を紹介する.今回の5症例に関しては,動作時の変形の改善が見られ,力が入り易く,外見上も目立たず,手になじみ易い様であった.この装具は作製するにあたり,材料が手軽に入手でき,作製時間が短時間で,尚かつ安価であるという特徴をもつ.しかしどのような変形にもよいのではなく,変形の始まりの時期で,Steinbrocker分類のstageⅡ〜Ⅲ,classⅡ程度の状態の症例に良いのではないかと考える.
Copyright © 1993, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.