Japanese
English
◆短報
治療器具ローラーの安定性について
Safety of The "Roller" Treatment Tool
佐藤 浩二
1
,
坂本 祐子
1
,
松田 隆治
1
,
米倉 政博
1
,
後藤 浩
2
Koji Sato
1
,
Yuko Sakamoto
1
,
Ryuji Matsuda
1
,
Masahiro Yonekura
1
,
Hiroshi Goto
2
1湯布院厚生年金病院リハビリテーション室
2湯布院厚生年金病院
1Section of Rehabilitation, Yufuin Welfare Annunity Hospital
2Yufuin Welfare Annuity Hospital
キーワード:
脳血管障害
,
運動生理
,
治療器具
Keyword:
脳血管障害
,
運動生理
,
治療器具
pp.296-298
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:脳卒中後遺症者がいつでも,どこでも簡易にROMの維持改善,随意性の促通,痙性抑制を目的に使用できるキャスター付き手指外転板,通称ローラーの安全性について心拍数血圧,PRPの変化を通して検討した.
対象は,歩行群15名,車椅子群14名とし,ローラー実施形態は普段我々が主に指導している内容とした.
この結果,15分間のローラー実施による心機能への影響は,障害の程度に左右されずごく小さなものと考えられた.このことからローラーは,院内でも自宅でも安心して使用できる治療器具と判断された.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.