Japanese
English
◆報告
単身生活希望者援助に際しての評価の視点
Establishing an Assessment for Disabled Persons Who Wish to Live Independently
長田 香枝子
1
,
杉原 素子
1
,
早川 宏子
1
,
渡辺 祥子
1
Kaeko Nagata
1
,
Motoko Sugihara
1
,
Hiroko Hayakawa
1
,
Shoko Watanabe
1
1東京都心身障害者福祉センター
1Tokyo Metoropolitan Rehabilitation Center for the Physically and Mentally Handicapped, Physical Rehabilitation Section
キーワード:
肢体不自由者
,
地域生活
,
評価視点
Keyword:
肢体不自由者
,
地域生活
,
評価視点
pp.262-268
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:近年は医療的,生活能力的に諸々の問題を抱えながらも,地域での単身生活を希望する障害者が年々増大している.障害者の現実的な生活能力を適確に評価し,援助ゴール,プログラム立案をするためには評価の視点としてどのような内容の評価が必要となるかを知る目的で研究を行った.対象は,都センター更生施設入所判定を受けた単身生活希望者54名.判定時の結果で適否の2群に分け,判定時に用いた評価結果の分析により両群の比較を行った.結果は,本人能力としては,生活設計・判断力,生活管理能力が特に重要であった.本人をとりまく環境条件に関する評価の視点では,援助者の有無,社会資源の評価が重要であった.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.