JARM NEWS【基幹研修施設インタビュー】
奈良県立医科大学附属病院リハビリテーション科
城戸 顕
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1奈良県立医科大学附属病院リハビリテーション科
pp.748-749
発行日 2022年7月18日
Published Date 2022/7/18
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20歳若返って指導?!
奈良県立医科大学は2021年8月にリハビリテーション医学講座が新設され,初代教授として城戸顕先生が就任されました.そして2022年4月には研修を希望する若手医師が3人加わりました.「20代の若手医師の指導には10年先輩くらいの医師が適しているのですが,あいにくわれわれの講座教員は40代以上しかおらず,『10歳若返って指導してください』とお願いしています.私自身は20歳若返ったつもりで親近感を抱いてもらえるように心がけています」とうれしそうに話す城戸顕先生.その努力の甲斐があって入局したばかりの3人の後期研修中の先生方は口をそろえて「いつでも気軽に教授や医局の先輩医師に質問できるのがとてもうれしいです.医局の雰囲気は最高です!」と楽しそうに感想を語ってくれました.城戸先生も「新しい教室で人数も少なく,中間層がいないので,ベテラン医師との距離がゼロに近い状態なのが若手にとって非常に勉強しやすく,アットホームな雰囲気になっているようです.医局の和やかな雰囲気をつくってくれるみんなに感謝するばかりです」と言います.
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