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特集 慢性疼痛のリハビリテーション医療Up To Date
7 運動器慢性疼痛に対する認知行動療法—いきいきリハビリノートを用いた認知行動療法に基づく運動促進法
Cognitive Behavioral Therapy for Chronic Musculoskeletal Pain : Exercise Facilitation Method Based on the Cognitive Behavioral Therapy Using the Ikiiki Rehabilitaion Notebook
岩﨑 円
1
,
木村 慎二
1
,
清野 健二
1
Madoka Iwasaki
1
,
Shinji Kimura
1
,
Kenji Seino
1
1新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター
キーワード:
慢性疼痛
,
運動療法
,
リハビリテーション治療
,
認知行動療法
,
患者教育
Keyword:
慢性疼痛
,
運動療法
,
リハビリテーション治療
,
認知行動療法
,
患者教育
pp.1256-1263
発行日 2021年11月18日
Published Date 2021/11/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 2021年に発刊された慢性疼痛診療ガイドラインにおいて,認知行動療法および患者教育を組み合わせた運動療法は,施行することを強く推奨されている.認知行動療法は,ある出来事に対する認知(捉え方)と行動を変えることで,問題への効果的な対処の仕方を習得させる心理療法である.筆者らは慢性疼痛患者に対し,認知行動療法に基づく運動促進法(本法)を行うためのツールとして,いきいきリハビリノートを開発し,現在,普及活動を行っている.本稿では,慢性疼痛患者に対する本法の概要・ねらい,開発の経緯と最新版,使用実績,アンケート結果,本ノートのスマートフォン版について文献的考察を加え,報告する.
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