- 文献概要
脳腫瘍患者のリハビリテーション診療においては,外科的治療前後の管理,化学療法や放射線療法に伴う急性,遅発性の有害事象,さらには再発や再燃といった問題を抱えつつ,一連の経過を通して生活機能をいかにして効果的に立て直し,維持していくかが問われる.機能予後と生命予後を見据えた具体的な目標の設定と,個人因子や環境因子へのアプローチを含めた柔軟な対応が求められる中で,新時代の脳腫瘍リハビリテーション医療をアップデートしたい.
▷ 担当:山田 深,企画:編集委員会
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