Japanese
English
特集 ロコモティブシンドローム・運動器疾患のリハビリテーション—up to date—
3 ロコモティブシンドローム予防—運動療法を中心に
Physical Exercise for the Prevention of Locomotive Syndrome
芳賀 信彦
1
Nobuhiko Haga
1
1東京大学医学系研究科リハビリテーション医学
キーワード:
ロコモティブシンドローム
,
ロコトレ
,
運動療法
,
片脚立ち
,
スクワット
Keyword:
ロコモティブシンドローム
,
ロコトレ
,
運動療法
,
片脚立ち
,
スクワット
pp.900-902
発行日 2016年12月18日
Published Date 2016/12/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 ロコモティブシンドローム(以下,ロコモ)の予防の中で,運動療法は重要な位置を占めている.日本整形外科学会はロコモーショントレーニング(以下,ロコトレ)を提唱し,ロコモと判断される以前からのロコモそのものの予防と,ロコモと判断されたのちの進行予防を呼び掛けている.ロコトレとして片脚立ち,スクワット,ヒールレイズ,フロントランジが挙げられており,下肢の筋力,柔軟性,バランス能力の向上に役立つ.これら以外にも水泳,ウォーキング,ランニング,太極拳などにも効果があると考えられ,日本では各地でロコモ予防としてオリジナルの体操などさまざまな取り組みが行われている.
Copyright © 2016, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.