連載 化粧で生活を楽しく!・その1【新連載】
化粧療法(メイクセラピー)とは—インタビュー
猪俣 亜海
1
Inomata Ami
1
1旭神経内科リハビリテーション病院リハビリテーション部
pp.4-7
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201026
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日常生活動作(Activities of daily living:ADL)の評価の中の1つである「整容」。その要素は,① 口腔ケア,② 整髪,③ 手洗い,④ 洗顔,⑤ 化粧,髭剃りの5つから成る。
本連載では,5つ目の要素の「化粧」に絞り,化粧療法(メイクセラピー)を紹介する。化粧は気持ちが引き締まったり,楽しい気分になったり,人に会う時の自信にもつながる。このような気持ちの変化だけでなく,化粧は脳を刺激したり,身体にとっても上肢の運動につながり積極性を引き出す一因にもつながるだろう。
第1回目は,化粧療法(メイクセラピー)をリハに取り入れて活動されているOTの猪俣亜海先生にお話をうかがった。また,次回以降では脳卒中や脳血管障害などによる片麻痺の方がお化粧をご自身でできるようにするための自助具やメイクのコツなどをご紹介いただく。
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