特集 多職種でかかわる在宅の褥瘡ケア
扉
山下 裕子
1
1訪問看護ステーション花時計
pp.229
発行日 2016年4月15日
Published Date 2016/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200348
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褥瘡対策に関して,医療の制度化が急速に進められています。2002年には褥瘡対策未実施減算,2004年には褥瘡患者管理加算,2006年には褥瘡ハイリスク患者ケア加算が新設され,一般病院における褥瘡有病率は急激に減少しました。また,在宅では2012年に在宅における創傷被覆材が保険適用され,2014年には在宅患者訪問褥瘡管理指導料が新設,昨年から特定行為に係る看護師の創傷管理等の研修が始まり,在宅での褥瘡の有病率の減少に貢献しています。今回の特集では褥瘡ケアに関する多角的な知識と技術を学び,在宅における多職種連携で褥瘡管理のさらなる発展に繋げていきたいと思います。
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